企業研修
経営的視点を身に付けるトレーニング
✔︎ 基本的な会計・経済・金融の知識を身に付けさせたい ✔︎ 数値を分析し、主体的に判断できる社員を育成したい ✔︎ 経営的視点を備えた人材を育成したい
ビジネスの共通言語を理解できる、主体的な社員を育成します。
プログラム例
■新入社員
ー 企業経営を体系的に理解する
課題
学生気分で、会社や社会の仕組みがわかっていない 自分が担当する仕事の意味を理解できていない
狙い
会社の成り立ちや仕組みを、基本的な会計の視点から学びます。 これにより、自社の売上がどのように利益につながっているのかというビジネスの全体像をイメージできるようになります。 早い段階から経営について知る機会を設けることで、自社への関心が高まり、コスト意識や利益意識を高め、視座の高い社員を育成することにつながります。 社会人のスタートとして、税金についても学ぶよい機会です。
テーマ
株式会社の仕組み、会社に必要な利益とは、貸借対照表の構造、損益計算書構造、キャッシュフロー計算書 財務三表の関係、財務構造、利益構造、会計の仕組み、簿記一巡等
■中堅社員
ー 企業経営を客観視する
財務数値をどうビジネスに生かせばよいかわからない 客観的な数値分析ができず、主体的なビジネス活動につなげられてない
財務数値の活用法を学びます。会社の成績書である財務諸表が理解できると、自社の構造的特徴や同業他社との比較における自社の位置づけ、強み弱みなどを読み取ることができるようになります。 分析結果を営業活動に生かしたり、取引先の経営者とピントのあった会話ができるようになります。 最低限の会計や金融の知識は、次世代を担うリーダーに必須の知識であり、一生使えるビジネスの素養としていくらでも応用が可能です。
財務分析の手法 … 収益性分析、ROA/ROE、安全性分析、連結財務諸表、指標の改善処方 企業の業績開示に用いられる分析指標の意味と活用方法
■中堅社員・マネージャー
ー 数値に基づいた経営判断ができる
プロジェクトや事業判断における意思決定の根拠を説明したい 売上やコスト管理において、意識すべき優先順位を理解したい
マネージャーには、事業投資やコスト管理など広範囲にわたって判断することが求められます。 数値分析の際に、どのような角度での分析が可能なのか、意思決定をサポートする様々な指標を習得します。
コストカットの順位とセオリー -変動費、固定費、外注費、内製費 企業の成績と能力を最大化させる手法 -労働生産性、損益分岐点分析、生産性分析、数値的意思決定とは
■マネージャー
ー 企業価値を最大化する
企業価値を最大化する投資や評価の手法を理解したい 長期投資の際の判断基準を学びたい
投資や財務の意思決定方法を学び、「企業価値を高める」という観点で、ビジネスを考えられるようになります。 資金調達をし、事業に投資し、調達資金を還元するという 企業活動のロジックを、4つの要素で理解します。
投資の回収計算と意思決定方法 投資はキャッシュで回収する(投資回収の表現方法) 企業が活用する資産には超えるべきハードルがある(負債コスト・株主コスト) 成長率 ビジネスモデルの価値計算、企業全体の価値計算、株主価値の計算 市場の評価と価値計算の検証
プログラムの特徴
1、基礎が身に付き、専門性も網羅
基礎からわかりやすくポイントを絞って伝えますので、初学者でもしっかりと基礎が身に付けられます。 金融業界や経理担当者向けにも長年研修を行っており、専門家としても必要十分な知識を体系的に網羅できます。 専門知識と実務経験豊富な講師の質を評価され、様々な業界からリピートをいただいています。
2、実際の数字でイメージし、知識を定着させる
自社や同業他社の最新のデータを教材に取り入れて講義を行います。 ビジネス活動がどう数字に表れているのか、イメージがしやすく実務に直結します。手を動かしてデータを分析し、知識を定着させます。
3、業界やレベルに応じて効果的なアプローチ
業界や、求めるレベルに応じて研修を構成します。 財務諸表の数字の成り立ちを把握したいのか、内部意思決定に数値を活用したいのか、投資家視点から財務諸表を理解したいのか等、要望に応じてアプローチが可能です。
プログラム
■財務・ファイナンス
内容
決算書の仕組みと活用
決算書(BS・PL)を元に、初学者にもわかりやすく、企業活動のルールと会計の仕組みを実践的にお伝えします。実際の財務諸表を具体例として、貸借対照表・損益計算書のフレームと、見方のポイントを学習し、企業が発表している決算書の意味がわかるようになります。
企業活動のルール、貸借対照表・損益計算書の見方、BS構造分析、PL比率分析等
財務分析(基礎)
決算書の基礎的な分析手法を学びます。取引先企業の決算書の見るべきポイントがわかるようになります。財務指標の意味と活用方法が学べます。
分析の基本ルール、収益性分析、投資利益率分析、財務構造リスク分析、同業他社分析
財務分析(実践)
決算書を様々な角度から分析します。業界別の特性を理解した上で、分析結果から原因を探り、改善策について検討します。
ビジネスモデルごとの財務諸表分析、債務返済とキャッシュフロー、成長性分析等
キャッシュフロー経営
キャッシュは会社本来の体力を示すバロメータです。たとえ利益が出ていても、資金が不足すれば企業は営業を続けることはできません。資金の動きを把握できるのがキャッシュフロー計算書です。BS、PLとキャッシュフロー計算書の関係を学び、利益とキャッシュフローの関係について考えます。
CF計算書の構造、BS/PLとCF計算書の関係、利益とCF、粉飾決算とCF
数値による意思決定方法
「企業活動=投資→投資の回収」という観点から、プロジェクトの可否の判断材料となる数値の見極め方を学びます。意思決定における数値的根拠を考えます。
費用の分類、損益分岐点分析、生産性分析、分岐点・生産性の活用、数値を活用した意思決定のパターン
企業価値評価
企業に値段をつけるとしたら?この投資案件は成立するのか?企業の価値が、数値でどう評価されるのか学びます。価値=将来のキャッシュフローという観点から、投資とリターンを考えるファイナンス理論の基礎を学びます。
価値とは何か、キャッシュフロー予測、企業の資金調達、投資の回収、資本コスト、成長率、事業価値と企業価値等
■資格試験
・企業経営アドバイザー検定 (内閣府後援)
「企業経営アドバイザー」は、幅広いビジネスパーソンを対象として、適切な事業性評価に基づいた経営支援を行うことができる人材としての技量を測る検定試験です。 検定試験は、企業経営に関する専門知識を問う「知識科目」と事業性評価の具体的手法を問う「実践科目」で構成されており、企業経営の実務的知識および能力を証明できる内容となっています。 検定試験合格者は、経営者との対話スキルを身につける「対話力向上講習」を修了することで、「企業経営アドバイザー」として認定されます。
企業経営アドバイザー検定公式サイト
・各種資格試験対策
簿記検定、税理士、会計士、米国公認会計士、証券アナリスト、CFO検定等、資格取得をサポート
■ヒューマンスキル
・プレゼンテーションスキル
完璧なプレゼン資料なのに伝わらない、優れた商品なのに売れない、対面では成立する商談がzoom等オンラインになると成立しない、相手に誤解される・・・これらの要因は『スピーチ力』にあります。 コミュニケーションスキルの根本ともいえる『話す力』が弱いと評価される日本のビジネスパーソンにスピーチ力UPのテクニックをお伝えします。面談、営業、販売、スピーチ。プレゼン、セミナーなど、人と話すあらゆるシーンで活用できます。 講師:一般社団法人セルフプロデュース協会理事長 香取裕子
・コミュニケーションスキル
社会人に必要とされるコミュニケーション能力の基礎を身に付ける研修です。 新入社員として、社会人として相手にどんな「思い」「考え」を届けたいのでしょうか? 届けるために最適な方法とは何か? ワークショップを活用して一流の講師から楽しく学んでいただきます。 講師:一般社団法人セルフプロデュース協会理事長 香取裕子
実施例
実施企業
対象者
研修内容
大手飲料・食品メーカー
応募型研修
決算書の読み方、財務分析、キャッシュフロー経営、数値判断
大手証券会社
投資部門、新人研修
財務諸表論、企業価値評価、分析価値応用
政府系金融機関
新人研修
財務分析、コーポレートファイナンス、IFRS、英文財務諸表
大手総合商社
財務会計、財務分析
大手運輸業
財務基礎
大手鉄道会社
経理担当者
財務会計基礎、コーポレートファイナンス、法人税務
省庁
(オンデマンド)
財務分析・コーポレートファイナンス
講師紹介
須貝明弘税理士
税理士試験合格後、公開企業の経営企画室に勤務。経営計画を始め、債権管理、経営管理システム構築、プロジェクト管理を通じて、事業法人の経営実務を研鑽。その後、株式会社THRの経営に参画し、コンサルティング、教育、企業評価、M&A業務を担当すると同時に、銀行、官公庁などの研修・実務教育に力を注いでいる。 慶応大学商学部卒業 主著:出世している人だけが知っている本当の会計の話(TAC出版)
栗原興宏会計士
アミューズメント運営企業の取締役を経て、株式会社THRの経営に参画し公認会計士登録。コンサルティング、教育、企業評価、M&A業務を担当すると同時に、銀行、官公庁などの研修・実務教育に力を注いでいる。公認会計士、証券アナリストなどの資格試験講座の講師を兼務する一方、事業承継、国際税務などのコンサルテーションに携わり高い評価を得ている。
中川洋一
税務会計事務所にて企業指導・決算業務の実務経験後、資格学校での講師、マネージャー職を経て独立。官公庁、メーカー、銀行等にて財務研修実績多数。簿記検定試験対策講座研修、財務会計研修、目標管理研修、経営分析研修、税法実務研修、経理実務研修、管理職向け財務会計研修等。
角淵渉
ソフトウェア会社にてシステムエンジニア業務に従事。学校法人産業能率大学総合研究所にてコンサルティング、教育業務に従事 。アンダーセン/朝日監査法人入社(現 KPMG/あずさ監査法人)にてビジネスリスクマネジメントに関わるコンサルティング及び教育に従事 KPMGあずさビジネススクール株式会社設立。確かなマネジメントスキルに支えられたコンプライアンス経営をテーマに、財務・法務教育、マネジメント教育の研修講師業務に従事。神戸大学経営学部卒業
岡崎京介
都市銀行で10年勤務した後、1998年外資系コンサルティング会社入社。様々なファイナンシャルアドバイザリー業務に従事し、キャッシュフローモデリングと企業価値評価を担当・指揮した。2005年コンサルティング会社レジックスを設立し独立、戦略・財務・モデリングの3つの切り口でより機動的に活躍中。
香取裕子
生放送TV通販30年超。生放送で待ったなしの状況下、培った経験とノウハウが認められ、通販コンサルティングや商品開発アドバイザーとして活躍中。TV通販番組出演の傍ら、セルフプロデュースの概念と手法、またその応用としてコミュニケーションスキルや営業スキルの研修等を行っている。一般社団法人 日本セルフプロデュース協会 理事長