試験には「解」がある。
そして、試験問題には「傾向」と「解を導くパターン」がある。
これに慣れ親しんでいた新入社員が、企業という新たな世界に歩みだす。
彼らを最初に待ち構えているのが「新入社員研修」。
ビジネスマナーから会社の業務、素養としての経済知識及び企業業績に関する数値の理解・・・等々。
覚えるだけの事柄ならば得意な彼らが、カラクリに数値が絡むと機能不全に陥ることが多い。
優秀であるはずの彼らから漏れるセリフは、
正しい解を導き出すための「ケース」と「計算パターン」を教えてください。
それを考えることが研修の狙いなのだが・・・・・
ネットにより簡単に検索できる現在、考えるより調べるが易い。パターン化して覚えた方が楽。
といった合理的な若者が増えている。悪いとは言わないが、少し考えて試行錯誤する練習も必要であると思う。
ビジネスには「正解」がないのだから・・・・